1−X 追記

 本からの引用だけではなく、インターネットをあさることで中東戦争について書かれたものがないかと探してみた。ところが、そのようなページはすぐには見つからないものらしい。検索エンジンを使ってもヒットするのは中東戦争を扱った書籍の紹介か、せいぜい大学の講義予定表程度。戦史は文章が中心のネットに親和性がないのか、お金儲けできないからなんではないだろうか。戦争を語ろうとするのであればそれなりのコスト(時間やお金やその他)が必要となるので、なかなか気楽な個人ページとして運営してゆくことが出来にくいのだろう。

 日本語でなければかなり詳しいページがあるようだし(「田中宇の国際ニュース解説」参照)、ほかの中東諸国と比べイスラエル大使館が日本語による広報ページにかなり力を入れているように感じられた。日本の省庁、特にカウンターパートとなる外務省の、余りにセンスのないHPを見るにつけて見習ってほしい。

 インターネットの特徴のひとつに相互補足がある。まとまった出版物として出すには不十分な内容でも、その不足分はほかのページにリンクを張れば良い(情報として役に立つ)ということである。そこには、全てを完全に掌握しようとするならばかかるであろう莫大な手間から人を自由にする可能性がある。情報ツールとして使いこなせたならば、これど便利な道具はないだろう。日本では官公庁の取り組みが遅く、価値の高い情報を複数手に入れるためには英語が読めなくてはならないことが、現状の私にとって問題ではあるが。

 戦争について書いてみようと思ったが、そのレベルや記述範囲については悩んだ。戦術レベルではとても片手間でできる代物ではなくなってしまう。だからといって戦略、政略レベルとなれば政治史になってしまう。あくまで「戦争」を語ろうとするのであれば、その背景を見て、参戦各国の状況を知った上で書くべきだろう。よって、戦争について知らない人間に対して一ページ5分で読めるような内容にして、概要を理解できればよいと考えるようにした。まだまだ上手くないが、とりあえずは手を動かすことでスキルを上げられるようにと意識している。

 いざ書いてみると、戦争の作戦的な推移を文章化するよりも、個々の兵器の特徴や政治的背景の方が文章化しやすいことに気づいた。絵がなければ簡単には理解できないだろうしなあと。よって、地図やイラストを入れたいのだが、著作権の関係もあるのでまだはっきりとした方法がない。

参考文献
『中東戦争全史』   山崎雅弘  学習研究社                   2001年
『イスラエル機甲軍』 天下御免丸 同人誌                     1999年
『航空ファン2000年4月(特集:イスラエル空軍史)』              2000年
『Panzer2000年7月号(特集:センチュリオン戦車)』           2000年
『�W号中戦車 1936−1945』 ブライアン・ペレット 大日本絵画       2001年
『IS−2スターリン重戦車 1944−1973』 スティーヴ・ザロガ 大日本絵画 2000年
『中東戦争全史』    歴史群像シリーズ 学習研究社   2002年

参考HP
田中宇の国際ニュース解説(政治評論家)       http://tanakanews.com/index.html
Menaqtezz(イスラエル軍ファンページ)   http://www.h3.dion.ne.jp/~idf-azu/
外務省ODA白書(日本との経済関係)         http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/oda99/ge/g4-0a.htm
天下御免丸(参考文献の発行所)            http://www5a.biglobe.ne.jp/~gomenmar/index.html

中東戦争の必読書(絶版で入手できず)
『図解・中東戦争 イスラエル建国からレバノン進攻まで』 ハイム・ヘルツォーグ 原書房
『イスラエル地上軍 機甲部隊戦闘史』  ダビッド・エシェル 原書房

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